NFTのレアリティを解説|属性・希少性の見方と購入前の注意点

NFTのレアリティと属性・希少性の見方を示したアイキャッチ画像

NFTコレクションを見ていると、「レア属性」「Rarity」「Rank」「Traits」といった言葉を見かけることがあります。

特にプロフィール画像系のNFTやコレクション型NFTでは、「このNFTはレアなのか」「属性が珍しいのか」「価格に見合っているのか」が気になる場面も多いです。

ただし、NFTのレアリティは少しややこしい部分があります。

レアリティが高いNFTは注目されやすい一方で、レアだから必ず高く売れるとは限りませんまた、見た目の好みやコミュニティ内での人気によって、数字だけでは判断できない価値が生まれることもあります。

この記事では、NFTのレアリティについて、属性や希少性の見方、価格との関係、購入前に注意したいポイントを初心者向けに解説します。

💡 この記事でわかること

  • NFTのレアリティの基本
  • 属性・Traits・Propertiesの意味
  • レア属性と価格の関係
  • レアリティだけで判断してはいけない理由
  • NFT購入前に確認したいポイント

NFTのレアリティとは

NFTのレアリティとは、そのNFTがコレクション内でどれくらい珍しい特徴を持っているかを示す考え方です。

NFTのレアリティや属性の基本を示した図解

日本語では「希少性」や「レア度」と言い換えるとわかりやすいです。

レアリティは珍しさの目安

たとえば、1万点のNFTコレクションがあるとします。

その中で、青い背景のNFTが3,000点ある一方、金色の背景のNFTが50点しかない場合、金色の背景はかなり珍しい属性と見られます。

このように、コレクション全体の中でどれくらい少ない特徴を持っているかが、レアリティを見るときの基本になります。

ただし、レアリティはあくまで「珍しさ」の目安です。作品としての魅力、コミュニティでの人気、価格の動きまで、すべてを決めるものではありません。

属性・Traits・Propertiesとは

NFTのレアリティを理解するには、まず属性の意味を押さえておくとわかりやすいです。

NFTの属性は、マーケットプレイス上で「Traits」や「Properties」と表示されることがあります。これは、そのNFTが持っている特徴を分類したものです。

たとえば、キャラクター型のNFTであれば、背景、服、目、口、帽子、アクセサリーなどが属性として設定されることがあります。

表示される言葉 意味
Traits NFTの特徴や属性 背景、服、目、帽子
Properties マーケットプレイス上の属性表示 Background: Blue、Hat: Crown
Rarity 希少性やレア度 全体の中でどれくらい珍しいか
Rank レアリティ順位 1位、100位、2,000位など

同じNFTでも、属性が多く設定されているものもあれば、ほとんど属性がないものもあります。

属性や画像がどのように表示されるかはメタデータとも関係しています。詳しくはNFTのメタデータを解説も参考になります。

レアリティはどう見ればいい?

NFTのレアリティを見るときは、単に「レア」と書かれているかどうかではなく、コレクション全体の中でどのくらい珍しいのかを見ることが大切です。

属性ごとの割合を見る

たとえば、ある属性が全体の1%しかない場合、その属性はかなり珍しいと考えられます。

一方で、全体の30%が持っている属性であれば、珍しさはそこまで高くありません。

マーケットプレイスでは、属性ごとに何%のNFTがその特徴を持っているか表示されることがあります。この割合を見ると、その属性がどれくらい珍しいのかを判断しやすくなります。

Rankは便利だが絶対ではない

一部のサービスでは、NFTごとのレアリティ順位が表示されることがあります。

順位が高いNFTは、複数の珍しい属性を持っている可能性があります。ただし、Rankは計算方法によって変わることがあります。

あるサービスでは高順位でも、別のサービスでは少し違う順位になることがあります。そのため、Rankは便利な目安ではありますが、絶対的な評価ではありません。

レア属性が価格に影響する理由

NFTでは、レア属性を持つ個体が高く評価されることがあります。

理由は、コレクション内で数が少ないNFTほど、欲しい人が限られた個体に集中しやすいからです。

レア属性と価格の関係を示した図解

希少性が需要につながることがある

たとえば、特別な背景、限定的な服装、珍しいアクセサリー、目立つエフェクトなどを持つNFTは、コレクターから注目されることがあります。

コレクション内で数が少なく、見た目としても人気がある場合、そのNFTはフロア価格より高く取引されることがあります。

フロア価格の基本についてはNFTのフロア価格を解説でも解説しています。

珍しさと人気は同じではない

一方で、珍しい属性だからといって、必ず人気があるとは限りません。

たとえば、全体で数が少ない属性でも、見た目があまり好まれなければ価格に反映されにくい場合があります。逆に、数はそこまで少なくなくても、見た目が良く、コミュニティ内で人気の属性が高く評価されることもあります。

NFTの価格は、希少性だけで決まるわけではありません。

作品性、話題性、コミュニティ、過去の取引、需要と供給など、複数の要素が重なって価格が決まります。価格の考え方を広く知りたい場合はNFTの価格はどう決まる?も参考になります。

リビール後にレアリティが注目される理由

NFTのレアリティは、リビール後に注目されることが多いです。

リビール前は、NFTの本来の画像や属性がまだ見えない場合があります。そのため、購入者は自分のNFTがどんな見た目になるのか、どんな属性を持つのかを待つことになります。

属性が公開されると評価が分かれる

リビール後に画像や属性が公開されると、NFTごとの差がはっきり見えるようになります。

レア属性を持っているNFTは注目されやすくなり、出品価格やオファー価格が変わることがあります。反対に、期待ほどレアではなかったNFTは、売りに出されやすくなる場合もあります。

このように、リビール後はコレクション内での評価が再整理されるタイミングになりやすいです。

リビールの仕組みについてはNFTのリビールを解説を参考にしてください。

レアリティだけでNFTを買うと危険

レアリティは便利な判断材料ですが、レアリティだけでNFTを買うのは危険です。

なぜなら、レアリティが高くても、そのNFTに買い手がつくとは限らないからです。

高ランクでも売れるとは限らない

たとえば、レアリティ順位が高いNFTでも、現在の出品価格が高すぎる場合はなかなか売れないことがあります。

また、過去に高く売れた実績があっても、今も同じ価格で売れるとは限りません。コレクション全体の人気が落ちていたり、取引量が減っていたりすると、レアなNFTでも買い手が少なくなることがあります。

取引履歴も一緒に見る

NFTを購入する前には、レアリティだけでなく、実際の取引履歴も確認した方が安全です。

過去にいくらで売れているのか、直近で取引があるのか、同じような属性のNFTがどの価格帯で売れているのかを見ると、価格感をつかみやすくなります。

取引履歴や出来高の見方についてはNFTの取引履歴を解説が参考になります。

偽物や過剰な宣伝にも注意

NFTのレアリティは、宣伝文句として使われることもあります。

「超レア」「激レア」「希少NFT」といった表現を見かけることがありますが、それだけで信用するのは危険です。

レアという言葉だけで判断しない

本当にレアかどうかは、コレクション全体の中でその属性がどれくらい少ないのかを見ないと判断できません。

ただ「レア」と書かれているだけでは、実際に珍しいのか、単なる宣伝なのかわかりません。

また、偽物コレクションでも本物のような画像や属性を使って、レアに見せかける場合があります。検索結果やSNSのリンクだけで判断せず、公式サイトや公式SNSから正しいコレクションページに移動することが大切です。

NFTの偽物や詐欺対策についてはNFTの偽物や詐欺を見分ける方法も確認しておくと安心です。

購入前に確認したいポイント

NFTのレアリティを見るときは、細かい計算方法まで理解しなくても問題ありません。

NFT購入前に確認したいポイントをまとめた図解

初心者の場合は、まず次のポイントを確認しておくと判断しやすくなります。

  • 公式コレクションか
  • 属性の割合が確認できるか
  • レアリティ順位だけで価格が高くなりすぎていないか
  • 同じような属性のNFTが過去に取引されているか
  • フロア価格や取引履歴と比べて違和感がないか
  • 見た目や作品として自分が納得できるか

この中でも特に大切なのは、レアリティと価格を切り分けて見ることです。

レアだから高い、という見方はわかりやすいですが、それだけで購入を決めると失敗することがあります。希少性、取引履歴、現在の出品価格、オファー状況、自分の好みを合わせて判断しましょう。

NFTを買う場所の選び方についてはNFTマーケットプレイスの選び方も参考になります。

初心者はどう見ればいい?

初心者の場合、最初からレアリティスコアや計算方法を細かく理解する必要はありません。

まずは、そのNFTにどんな属性があるのかを見て、次にその属性がどれくらい珍しいのかを確認する。そこから、価格や取引履歴と比べて違和感がないかを見るだけでも十分です。

数字よりも納得感を大事にする

レアリティ順位が高いNFTを見ると、価値がありそうに感じるかもしれません。

しかし、最終的には「自分がそのNFTに納得できるか」も大切です。数字としてレアでも、見た目が好みでなかったり、コレクションに魅力を感じなかったりする場合、無理に買う必要はありません。

NFTは、投資対象としてだけでなく、作品やコミュニティへの参加として楽しむ人もいます。

価格やレアリティだけで焦って判断せず、自分にとって納得できるNFTかどうかを落ち着いて見ることが大切です。

NFTの購入に不安がある場合はNFT購入代行サービスをご確認ください。

よくある質問

NFTのレアリティって何?

NFTがコレクション内でどれくらい珍しい特徴を持っているかを示す考え方です。属性の少なさや組み合わせによってレア度が見られることがあります。

TraitsとPropertiesは同じ?

近い意味で使われることが多いです。どちらもNFTの属性や特徴を指す言葉で、背景、服、目、アクセサリーなどが表示されることがあります。

レアリティが高いNFTは高く売れる?

高く売れることもありますが、必ずではありません。レア属性でも需要がなければ売れにくい場合があります。取引履歴やフロア価格も合わせて見ることが大切です。

リビール後にレアリティがわかるの?

リビール方式のNFTでは、リビール後に画像や属性が公開され、レアリティが判断しやすくなることがあります。公開前は本来の属性が見えない場合があります。

レアリティだけ見れば買っていい?

レアリティだけで判断するのは危険です。公式コレクションか、取引履歴があるか、価格に違和感がないか、自分が納得できる見た目かを確認しましょう。

まとめ:NFTのレアリティは価格判断の材料のひとつ

NFTのレアリティは、そのNFTがコレクション内でどれくらい珍しい特徴を持っているかを示す考え方です。

属性やTraits、Propertiesを確認すると、そのNFTがどんな特徴を持っているのか、どの属性が珍しいのかを見やすくなります。

ただし、レアリティが高いからといって、必ず高く売れるわけではありません。

NFTの価格は、希少性だけでなく、見た目の人気、コレクション全体の需要、取引履歴、フロア価格、コミュニティの盛り上がりなどによって変わります。

購入前には、レアリティだけで判断せず、公式情報、属性の割合、過去の取引、現在の価格、自分の好みを合わせて確認しましょう。

レアリティは便利な指標ですが、絶対的な答えではありません。価格に振り回されず、自分が納得できるNFTかどうかを落ち着いて判断することが大切です。

執筆者情報:エヌエフトリウム

エヌエフトリウムは、NFTやブロックチェーンに関する情報を初心者にもわかりやすく発信するメディアです。NFTの購入代行・販売代行・出品代行・ミント代行などのサービス提供に加え、市場動向や技術の基礎知識もブログでわかりやすく解説しています。