NFT用語集|初心者向けにWeb3・暗号資産の基本用語をわかりやすく解説

NFT用語集としてWeb3・暗号資産の基本用語を初心者向けに解説するアイキャッチ画像

NFTについて調べていると、「ミント」「ガス代」「メタデータ」「IPFS」「コントラクトアドレス」など、普段は聞き慣れない言葉が次々に出てきます。

すべての専門用語を最初から覚える必要はありませんが、よく使われる言葉の意味を知っておくと、NFTの購入やウォレット操作、マーケットプレイスの利用がかなり理解しやすくなります。

この記事では、NFTを利用するときによく目にする用語を中心に、Web3や暗号資産の関連用語も含めて初心者向けに解説します。

💡 この記事でわかること

  • NFTでよく使われる基本用語
  • ウォレットやブロックチェーンに関する用語
  • NFTの購入・販売で目にする用語
  • スマートコントラクトやメタデータなどの技術用語
  • Web3・暗号資産で覚えておきたい関連用語

NFT用語集の使い方

最初にNFTを始めるなら優先して覚えておきたい基本用語を紹介します。

その後に、NFT・Web3関連の用語をアルファベット順でまとめています。

意味を詳しく知りたい用語については、NFToriumの個別解説記事もあわせて紹介しています。

まず覚えたいNFTの基本用語20選

用語意味
NFTブロックチェーン上で識別できるトークン
ブロックチェーン取引履歴などを複数のコンピューターで共有・記録する仕組み
ウォレットNFTや暗号資産を管理・操作するためのツール
ミント新しいNFTなどのトークンを発行すること
ガス代ブロックチェーンで取引を処理するときに必要となるネットワーク手数料
NFTマーケットプレイスNFTを探したり売買したりするサービス
スマートコントラクトブロックチェーン上で条件に応じた処理を実行するプログラム
コントラクトアドレススマートコントラクトを識別するためのアドレス
Token ID同じNFTコントラクト内で各トークンを識別する番号
メタデータNFTの名前・説明・画像情報などを記録したデータ
IPFSNFT画像やメタデータの保存・参照に利用されることがある分散型プロトコル
ERC-721NFTで広く使われるトークン規格
ERC-1155NFTや代替可能トークンなどを1つのコントラクトで扱える規格
トランザクションブロックチェーン上で行われる取引や操作
ロイヤリティNFTの二次流通時などに作者へ報酬を設定する仕組み
フロア価格コレクション内で販売中のNFTの最低価格
オファーNFTに対して購入希望価格を提示すること
リビールNFT購入後などに画像や属性が公開される仕組み
オンチェーンデータや処理がブロックチェーン上に記録されている状態
オフチェーンブロックチェーン外部のデータやシステムを利用する状態
NFTを中心にブロックチェーン・ウォレット・スマートコントラクト・メタデータ・IPFSなどの関係を示した基本用語マップ

以下では、それぞれの用語をもう少し詳しく見ていきます。

NFT・Web3用語をアルファベット順に解説

A

Airdrop(エアドロップ)
暗号資産やNFTを、特定の条件を満たしたウォレットへ無料配布することです。プロジェクト参加者への特典などとして利用されます。

Allowlist(アローリスト)
NFTの先行販売などに参加できるウォレットアドレスの一覧です。以前は「Whitelist」と呼ばれることも多くありました。

Approval(アプルーバル)
NFTや暗号資産をスマートコントラクトが操作できるように権限を与えることです。ウォレット接続や署名とは異なります。

ウォレット接続・承認・署名の違い

B

Blockchain(ブロックチェーン)
取引記録などのデータをネットワーク上で共有し、連続したブロックとして管理する仕組みです。

NFTでは、所有者や取引履歴、Token IDなどの情報を確認する際にブロックチェーンが利用されます。

Blockchain Explorer(ブロックチェーンエクスプローラー)
ブロックチェーン上のアドレスやトランザクション、スマートコントラクトなどを確認するためのサービスです。

ブロックチェーンエクスプローラーの使い方

Bridge(ブリッジ)
異なるブロックチェーン間で暗号資産などを移動するための仕組みです。

Burn(バーン)
NFTや暗号資産を利用できない状態にすることです。NFTでは、特定のバーンアドレスへ送る方法などが使われる場合があります。

NFTを削除・バーンする方法

C

Collection(コレクション)
同じプロジェクトやシリーズとしてまとめられたNFTの集合です。

NFTコレクションについて詳しくはこちら

Contract Address(コントラクトアドレス)
ブロックチェーン上に展開されたスマートコントラクトを識別するためのアドレスです。

NFTでは、似た名前の偽物を見分けるときにも重要な情報になります。

NFTのコントラクトアドレスを解説

Creator(クリエイター)
NFTを制作・発行する個人や組織を指します。

D

DApp(ダップ)
Decentralized Applicationの略で、ブロックチェーンやスマートコントラクトを利用するアプリケーションです。

NFTマーケットプレイスなどもDAppとして利用されることがあります。

DAO(ダオ)
Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語では「分散型自律組織」などと訳されます。

トークン保有者などが意思決定に参加する仕組みとして利用されます。

E

ERC-20
Ethereumで代替可能なトークンを発行するときに広く使われる規格です。

ERC-721
Ethereum上でNFTを発行するときに使われる代表的なトークン規格です。

1つずつ識別できるトークンを扱うために設計されています。

ERC-1155
NFTや代替可能トークンなど、複数種類のトークンを1つのスマートコントラクトで管理できる規格です。

ERC-721とERC-1155の違い

Ethereum(イーサリアム)
スマートコントラクトを実行できる代表的なブロックチェーンです。NFTでも広く利用されています。

F

Floor Price(フロア価格)
あるNFTコレクションで、現在販売されているNFTの中の最低価格です。

コレクション全体の価格感を見る指標として使われますが、NFTそのものの価値を保証する数字ではありません。

NFTのフロア価格を解説

G

Gas Fee(ガス代)
ブロックチェーン上でトランザクションを処理する際に支払うネットワーク手数料です。

NFTを購入・送付・ミントするときなどに発生する場合があります。

NFTのガス代を解説

Gas Limit(ガスリミット)
トランザクションで使用できるガス量の上限を表す値です。

H

Hash(ハッシュ)
データを一定の規則で変換して得られる値です。

ブロックチェーンでは、データの整合性確認やトランザクションの識別などに利用されます。

Hot Wallet(ホットウォレット)
インターネットへ接続された状態で利用するウォレットです。

利便性が高い一方、秘密鍵やシードフレーズの管理には注意が必要です。

I

IPFS
InterPlanetary File Systemの略で、データの内容をもとに識別・参照する分散型プロトコルです。

NFTでは画像やメタデータの参照先として使われることがあります。

ただし、IPFSを使っているからといってデータの永久保存が自動的に保証されるわけではありません。

NFTとIPFSの仕組みを解説

L

Layer 1(レイヤー1)
EthereumやSolanaなど、独自のブロックチェーンネットワークそのものを指します。

Layer 2(レイヤー2)
Layer 1の処理能力や手数料などを改善するために構築される仕組みです。

M

Marketplace(マーケットプレイス)
NFTを検索・購入・販売するためのサービスです。

OpenSeaやRaribleなどが知られています。

NFTマーケットプレイスの選び方

Metadata(メタデータ)
NFTの名前、説明、画像の参照先、属性などを記録したデータです。

NFTの画像そのものと、NFTを識別するトークンは別々に管理されている場合があります。

NFTのメタデータを解説

Mint(ミント)
ブロックチェーン上で新しいNFTやトークンを発行することです。

NFT作品の画像を作ること自体ではなく、トークンをブロックチェーン上に発行する処理を指します。

Mint Price(ミント価格)
NFTを新規発行するときに購入者が支払う販売価格です。

Multisig(マルチシグ)
トランザクションを実行するために、複数の署名を必要とする仕組みです。

N

NFT(Non-Fungible Token)
Non-Fungible Tokenの略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれます。

ブロックチェーン上で個別に識別できるトークンで、デジタルアート、ゲームアイテム、会員証、チケットなどさまざまな用途に利用されています。

ただし、NFTを購入しただけで画像の著作権まで自動的に取得できるわけではありません。

NFTと所有権・著作権の違い

Node(ノード)
ブロックチェーンなどのネットワークに参加しているコンピューターやシステムを指します。

O

Offer(オファー)
NFTに対して「この価格なら購入したい」と購入希望価格を提示することです。

NFTのオファーを解説

Off-chain(オフチェーン)
ブロックチェーンの外部でデータを保存したり処理したりする仕組みです。

NFTでは、画像やメタデータの一部がオフチェーンに置かれる場合があります。

On-chain(オンチェーン)
データや処理がブロックチェーン上に記録されている状態を指します。

「完全オンチェーンNFT」などでは、画像生成に必要なデータまでブロックチェーン上へ保存する設計が採用されることもあります。

OpenSea(オープンシー)
NFTなどを扱う代表的なマーケットプレイスの一つです。

P

Pinning(ピンニング)
IPFS上のデータを特定のノードで保持し続けるための仕組みです。

Private Key(秘密鍵)
ウォレット内の資産を操作するために重要な秘密情報です。

他人に知られると資産を操作される可能性があるため、第三者へ教えてはいけません。

Public Key(公開鍵)
暗号技術で使用される鍵の一つで、秘密鍵と対になる情報です。

R

Reveal(リビール)
NFTをミントした直後には画像や属性を非公開にし、後から内容を公開する仕組みです。

NFTのリビールを解説

Revoke(リボーク)
ウォレットからスマートコントラクトへ与えた承認を取り消すことです。

使わなくなった承認を解除することで、不要な権限を減らせます。

NFTの承認をRevokeする方法

Royalty(ロイヤリティ)
NFTが二次流通した際などに、クリエイターへ一定割合の報酬を設定する仕組みです。

ただし、ロイヤリティが実際に支払われるかどうかはマーケットプレイスや販売方法によって異なります。

NFTのロイヤリティを解説

S

Seed Phrase(シードフレーズ)
ウォレットを復元するときに利用する単語の組み合わせです。「リカバリーフレーズ」などと呼ばれることもあります。

第三者に教えてはいけない非常に重要な情報です。

Signature(署名)
ウォレットを利用して、特定の操作を承認するための暗号学的な処理です。

すべての署名が資産移動を意味するわけではありませんが、内容が分からない署名には注意が必要です。

Smart Contract(スマートコントラクト)
ブロックチェーン上で条件に応じた処理を自動的に実行するプログラムです。

NFTの発行、移転、所有者の管理などにも利用されています。

NFTのスマートコントラクトを解説

Stablecoin(ステーブルコイン)
法定通貨などの価格に連動することを目指して設計された暗号資産です。

NFTマーケットプレイスではUSDCなどが支払いに利用される場合があります。

T

Token(トークン)
ブロックチェーン上で発行・管理されるデジタルな資産や権利を表すものです。

Token ID(トークンID)
同じスマートコントラクト内で、それぞれのNFTを識別するための番号です。

NFTを正確に特定するときは、コントラクトアドレスとToken IDの組み合わせが重要です。

Transaction(トランザクション)
ブロックチェーン上で実行される取引や操作を指します。

NFTの購入、送付、ミントなどもトランザクションとして記録されます。

NFTの取引履歴を確認する方法

Transaction Hash(トランザクションハッシュ)
個々のトランザクションを識別するための文字列です。

ブロックチェーンエクスプローラーで取引状況を確認するときに利用できます。

U

Utility NFT(ユーティリティNFT)
保有することでサービス利用権や特典などを受けられるNFTです。

会員証やチケットなどもNFTのユーティリティ活用例です。

W

Wallet(ウォレット)
NFTや暗号資産を利用するための鍵を管理し、ブロックチェーン上の資産を操作するためのツールです。

「NFTそのものがウォレットアプリの中に保存されている」と考えるより、ブロックチェーン上の資産をウォレットから操作していると理解すると分かりやすいでしょう。

Wash Trading(ウォッシュトレーディング)
同じ人物や関係者が売買を繰り返し、実際より取引が活発に見えるようにする行為です。

NFTの取引量を見るときにも注意したい要素です。

Web3
ブロックチェーンや暗号資産、分散型サービスなどを含む次世代インターネットの考え方として使われる言葉です。

Whitelist(ホワイトリスト)
NFTの先行販売へ参加できるウォレット一覧などを指して使われてきた言葉です。現在では「Allowlist」という表現も多く使われます。

NFT用語はすべて覚える必要はない

NFTには数多くの専門用語がありますが、最初からすべて覚える必要はありません。

特に初心者の場合は、

NFT・ウォレット・ミント・ガス代・スマートコントラクト・コントラクトアドレス・Token ID・メタデータ・IPFS

あたりを理解しておくだけでも、NFTの仕組みがかなり分かりやすくなります。

実際にNFTを使いながら、分からない言葉が出てきたときにこの用語集で確認していくのがおすすめです。

NFTの購入が難しい場合は購入代行も選択肢

NFTの購入には、ウォレット、ブロックチェーン、ガス代、署名など、一般的なネットショッピングでは使わない知識が必要になる場合があります。

自分でNFTを購入するのが難しい場合は、NFT購入代行を利用する方法もあります。

当サイトのNFT購入代行のご利用の流れ

よくある質問

NFTで最低限覚えた方がいい用語は?

まずはNFT、ウォレット、ミント、ガス代、スマートコントラクト、コントラクトアドレス、Token ID、メタデータあたりを理解すると、NFTの購入や仕組みが分かりやすくなります。

ミントと購入は同じ?

同じではありません。ミントは新しいNFTを発行する処理で、すでに発行されているNFTをマーケットプレイスなどで買う行為とは区別されます。

NFTの画像はブロックチェーンに保存されている?

必ずしもそうではありません。NFTによって構成は異なり、画像やメタデータをIPFSやWebサーバーなどから参照しているケースもあります。

コントラクトアドレスとToken IDの違いは?

コントラクトアドレスはNFTを発行・管理するスマートコントラクトを識別する情報で、Token IDはそのコントラクト内にある個々のNFTを識別する番号です。

NFTを買うと著作権ももらえる?

NFTを購入しただけで著作権が自動的に移転するとは限りません。画像の利用範囲や商用利用の可否などは、プロジェクトごとの利用規約やライセンスを確認する必要があります。

まとめ:NFT用語は実際に使う言葉から覚えよう

NFTやWeb3には多くの専門用語がありますが、重要度はすべて同じではありません。

まずは、NFTの購入やウォレット操作で頻繁に登場する基本用語を理解し、必要になった言葉をその都度調べていく方法がおすすめです。

特に、スマートコントラクト、コントラクトアドレス、Token ID、メタデータ、IPFSなどを理解すると、NFTが単なる画像ではなく、複数の技術を組み合わせて成立している仕組みだと分かりやすくなります。

参考サイト

この記事では、NFTやブロックチェーンに関する基本用語を解説するにあたり、以下の公式資料も参考にしています。

執筆者情報:エヌエフトリウム

エヌエフトリウムは、NFTやブロックチェーンに関する情報を初心者にもわかりやすく発信するメディアです。NFTの購入代行・販売代行・出品代行・ミント代行などのサービス提供に加え、市場動向や技術の基礎知識もブログでわかりやすく解説しています。